マイナンバーカードで5,000円

おはようございます。
5時起きの税理士大谷です。

6月に終了したキャッシュレス・ポイント還元事業の代わりに、9月から始まったマイナンバーカードで5,000円分のポイントがもらえるキャンペーン。

https://mynumbercard.point.soumu.go.jp/
総務省 マイナポイント事業HP

これにより、マイナンバーカードは普及するのでしょうか?
2020年10月1日時点で、マイナンバーカードの人口に対する交付枚数率が20%を超えました。
(総務省のHP https://www.soumu.go.jp/main_content/000713032.pdfより)
全員が5,000円のポイント目的ではないですが、少しは影響しているかもしれません。
9月に市役所に行ったら、マイナンバーカードの発行窓口には10人ほどが並んでいました。

このキャンペーンと初めて使ったペイペイの感想をお話しします。

5000円分のポイントをGet

ポイントをもらう前提は、マイナンバーカードを持っていることです。また、ポイントをもらうキャッシュレス決済サービスを一つ選択する必要があります。まず、自分が使っているサービスが対象になっているか確認しましょう。
私は、地元の市川市が「ペイペイで最大10%戻ってくるキャンペーン」をやっているので、ペイペイでもらうことにしました。具体的な方法はここでは触れませんが、30分ほどでできました。

ポイントを獲得した画面

ペイペイはチャージ時にポイントをもらえたので、20,000円のチャージに5,000円分のポイントを加え、ペイペイの残高は25,000円になりました。ちょうど少し大きい出費があったので、この残高はすでに使い切り、5,000円お得に買い物ができました。

ペイペイを使ってみて

私は今まで○○ペイを使っておらず、市川市のキャンペーンのためにペイペイを始めました。今まで使わなかった理由は、決済手段を増やしすぎると、どこにいくらあるか管理できなくなるからです。
ペイペイは2つの支払い方法があります。①携帯の画面をお店で読み取ってもらう方法と、②お店のQRコードを読み取り、自分で金額を入力し、お店の人に決済を確認してもらう方法です。

ペイペイの決済画面

使ってみて思ったのは、決済自体が一番スムーズなのは、Suicaや楽天Edyなどの前払い系のICカードだということです。タッチ式なので、アプリを立ち上げたり、暗証番号を入れたりする必要がありません。紛失や不正利用のリスクもカードにチャージした金額が上限です。

キャッシュレス決済とのつきあい方

以前、「消費増税現場から(その2)~キャッシュレスポイント還元~」にも書きましたが、私は、派手なキャンペーンに乗って、決済手段を増やしすぎない方がいいと思います。理由は、いくら使ったのか分かりにくく、どこにいくら残高があるかも分かりにくくなくなるからです。
私は、市川市の10%還元が大きいので、最近ペイペイを使っていますが、年末でキャンペーンが終了すれば、残高を使い切って終わりにする予定です。先月、ペイペイで買い物した電器店で、「10%還元キャンペーンを使う人は、多いですか?」と聞くと、「あまりいない」という答えでした。

キャッシュレスは、消費者にとっては、現金で買うよりもお得に買い物をできます。市川市以外でも、ペイペイのキャンペーンをやっている自治体は多く、20%や30%還元のところもあります。
普段使いのお店がこのようなキャンペーンに参加しているなら、マイナポイントの5,000円と併せて利用してもいいと思います。お得だからと、必要以上に使ってしまったら本末転倒なので、ご注意ください。